木曜日, 4月 30, 2009

バス停の新緑

ブログを書き始めて以来、さすがにずぼらな僕でも何も書かない月はなかったが、今月は気が付けば一つも書いてない。30日の今日駆け込みでキーを打つ次第である。

ドタバタした現場からの帰り道
1つ問題を解く間に3つくらい宿題が溜まってしまう状況にため息をつきながらバスを待っていると、同じ仕事に関わる同僚がおもむろにいった。

「新緑がきれいだなあ」

頭の中でぐるぐる廻っていた仕事の中に、ふいに異質なものが投げ込まれた。
何をこの人は呑気なことを言ってるのだろう?
一瞬腹が立った。
そのあと正面を見ると、はて確かに大きなケヤキが水彩画で描いたような柔らかい緑に覆われている。

ここ数日このバス停に何度も立っているのに、何故気がつかなかったのだろう。この美しい風景に。
考えてみれば今年は桜が満開だった時がいつかもよくわからない。毎年この季節は週末が待ち遠しく、日に日に鮮やかになる新緑を惜しむように楽しんでいるのに。
今年は気がつけば春はとっくに通り過ぎている。

かつて新入社員の頃、季節の移り変わりなんてものに全く関心がないかのような会社の上司をひそかに軽蔑し、人間ああなったらおしまいだと思ったもんだ。
なのに今の自分はその上司に近い状況になっている。ああ、きっとあの時、あの上司も余裕がなかったのだな。

幸いにも呑気な同僚に気付かされ、まだまだ新緑を楽しめる季節に我に返った。