今年はフランスのSAVOIE GRAND REVARDで開催中。
87年大会以来24年ぶりのフランスでの開催です。
大会公式HP。
http://www.woc2011.fr
日本チームに関する情報。
http://www.orienteering.or.jp/NT/blog/
男子5名、女子4名が出場。
予選2種目を終えて、日本は残念ながら予選通過はまだいませんが、
ロングの皆川さんやミドルの柳下君など、テクニカルなテレインで健闘しています。
地図は事前に予測された通り、かなりテクニカルな印象で、予選を見る限りタイムのばらつきも大きいよう。
16日スプリント予選決勝
17日ロング決勝
19日ミドル決勝
20日リレー
さて、今年の世界的な注目は、ここのところ不運に見舞われ続けた、ティエリ率いるフランス男子が、個人はもちろんリレーで悲願の優勝を果たすかどうか。
2005年
愛知のWOCでは2走までほぼトップ。3走アンカーのティエリはノルウェーのヨルゲンと同時にスタート。終始ほぼ同時にレースを進めるも、終盤の下り斜面のアタックでティエリが数秒のロスを犯し、そのスキにヨルゲンにかわされてノルウェーが優勝。フランスは悔しい2位に。
2008年
やはり3走アンカーは、フランス、英国、ロシアが先頭争いをし、フランスはデッドヒートの先頭を切って終盤ループへ。誰もがフランスの優勝を信じた瞬間、ティエリのGPSトラックがとんでもない方向に向かい始めやがて止まってしまう。観客は分けがわからないまま英国の優勝を見守った。実はティエリが走っている最中に蜂を飲みこみ喉を刺される悲運に見舞われたことが判明。棄権の上ヘリコプターで病院へ。(まったくオリエンテーリングをしていてこんなアクシデントがあり得るのか?と思える事件です)
2009年
三度目のアンカー勝負。先頭集団はスウェーデン、ノルウェー、チェコ、フランス。その後にスイス、ロシア。フランスはもちろんティエリ。ところがまたもや信じられないアクシデント。今度は先頭のスウェーデン、マルティンが太ももに枝を刺す大けがを負いリタイヤ。森の中で流血し動けなくなっているライバルを見たノルウェー、チェコ、フランスはレースを中断し、救護にあたった。結局そのアクシデントに遭遇しなかったスイスが優勝。
フランスは、ノルウェー、チェコとともに救護後にレース再開。正式記録としては25位に。
初戦のロングではフランスの3名が予選ヒートをトップで通過。
いくら地元開催の利といってもトップ通過はそう簡単にできるものでもない。
今後どういった展開になるだろうか。
月曜日, 8月 15, 2011
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