木曜日, 4月 05, 2007

さくらの咲く頃

桜があちこちで綺麗に咲いている。

この季節は週末に森に行くのはもちろん、仕事で電車で移動しても、夜ジョギングしてもとにかく飽きない。普段はごちゃごちゃしていて全くつまらない都市に映る東京も、「結構風情のある街かも」と感じてしまう。

先週は青梅のモントレイルでさっぱり走れなかった。その後も疲労の影響で、ろくなトレーニングができず、脚の疲労と春の眠気でなんとも効率の上がらない毎日を過ごしている。それでもあちこちでピンクの桜を目にすると「よーし、疲れをとって次はリベンジ」とどちらかといえばポジティブな気分になってくる。

思えば、桜を見てこんないい気分になるのはいつ以来だろう? 10代の頃から3月といえば全日本を走っていた自分にとって、桜の季節といえば全日本が終わった直後。脱力感と、ほとんどの場合がレースへの悔しさを抱えたなんともさえない気分で迎える癖がついている。世間がにぎわう花見も、どこかすれた気分で横目で見るだけだった。

今年のように毎年気分よく桜の季節を迎えられるなら、6月の全日本はまったくもって大賛成だ。

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