月曜日, 7月 16, 2007

二世の時代

JWOC2007が終了した。
90年に始まったジュニア世界選手権がはじめて欧州を離れ、オーストラリアで開催された記念すべき大会。
WOCで活躍している選手の多くはジュニア時代からその片鱗を見せるので、JWOCのリザルトは良く見ておくと、その後の選手の成長が見れて面白い。

それにしても今年のリザルトに並ぶ名前を見て時代の流れを感じてしまった。

女子のミドルで優勝したJenny LÖNNKVIST
彼女の父は80年代に活躍したLarsである。
WOCでの活躍はほとんどなかったが、SWE国内では強い選手で、87年に高校生で始めてO-ringenに出た時、総合優勝していた。
北欧人とは思えない華奢な身体だがスピードのある選手で当時、あのような選手になりたいと憧れたものである。

男子のTimo Sildは、旧ソ連圏に初のメダルをもたらしたSixtenの息子。
そしてNORのErik Sagvoldenは、80年代にOivind Thonなどの陰に隠れてしまったが3度のWOC2位をとった無冠の大器Toreの息子らしい。

日本でも、高野さんの長女美春ちゃんが2回目のJWOC出場を果たした。

かつて若い頃に憧れていた選手の2世が活躍している。
そうおもうと、自分も歳をとったものだ。

そういえば、ミドルで3位になったMartin Hubmannはスイスのエース、Danielの末弟らしい。次男のBeatと共に将来兄弟3人WOC代表も夢ではない。

こうしてみるとオリエンテーリングは日本でも世界でも、やっぱり家族スポーツなんだな、と感じる。

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