本屋に行くとそれこそ、目を引くワンフレースのオンパレード。
なるほど、この一言で本の売り上げが何万部と違うのだろうから、ひねりにひねったのだろう。見事な一言が多い。
ただ、多くの言葉はその時「ふんふん」と思っても、本屋を出て雑踏を進むうちに頭からすっと消え去っている。
きっとどんないい言葉でも、自分が身に沁みて感じない限り心に残らないのだろう。
ところが僕にはあたふたしててんてこまいな時、いつも思い出す言葉がある。
10年も前だろうか、当時のスコードのメーリングリストで、何かテンバッテる状態で焦りのメールが飛び交う中で、倫也さんがぼそっと1行送ってきたもの。
その時は、呑気なフレーズに見えたけど、今思うと当時から超多忙なビジネスマンだからこその言葉かも。
「何から手をつけていいか分からない今だからこそ、目前の一つ一つを片付けなければね」
言葉じりは違うかもしれないけれど、こんな意味だった。本人はもう忘れてるかもしれないけれど。。。
でも僕はこの言葉に今とても助けられている。
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