日曜日, 3月 21, 2010

融雪の釧路川

週末から仕事の関係で釧路へ。白と茶色がまだらになった釧路たんちょう空港に到着。

昨年の秋から仕事の関係で断続的に訪れている。一度来ると2,3泊するのでこちらの寒さにも大分慣れた。1月はマイナス15度の朝も経験した。街中の道がつるつるに凍り、ジョギングは除雪された場所を選んで同じところをぐるぐる回るしかない。外出も仕事以外は最小限になり、自然とホテルにこもる時間が長くなる。
昨日は雪解けの雨で釧路川も濁っていたが、今日の日中はホワイトアウトするような雪。せっかく雪の解けた道路がまた真っ白になってしまった。それでも昼間はプラスの気温で妙に暖かく感じるようになった。春も近い。

昔北欧に長期遠征した時、ゆとりのある生活、洗練された社会と美しい自然に感激し「北欧に住みたい!」と思ったことがある。そしたら当の北欧人に「冬のここを知らないからさ」とかえされた。北国の冬は暗く長く寒い。彼らは短い夏をとても上手に楽しむのだが、それはその何倍も長いが冬があるからなのだそうだ。

この地も同じかもしれない。冬の景色も美しいが、やはりどこか陰鬱でさびしいところがある。これからの季節、暖かくなって釧路湿原に緑が戻る季節が待ち遠しい。


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