かつての全日本チャンピオンの杉山さんがFacebookで絶賛で紹介していました。
もしもあなたがオリエンテーリングというスポーツの経験がなく、どんな競技なのかを疑似体験したかったら、
このサイトでぜひ経験してみてほしい。
2日前にフランスで行われた世界選手権、難易度の高いロングコースをheadcamで撮影したもの。
これを面白いと思うかどうかは人によりますが、かなりオリエンテーリングの競技の本質的な部分を体験できます。
少なくとも10分ほど(3番くらいまで)森を走ると、ミスをした時のメンタルも体験もできます。
土曜日, 8月 20, 2011
金曜日, 8月 19, 2011
これぞロング
久しぶりに
「走りたいけどやっぱり走りたくない」と思った。
オリエンテーリングに明るくない人は読み飛ばしてほしい。
WOC2011のロングのコースである。
過去にも似たように衝撃を受けたWOCコースはある。
長いだけなら、91年のチェコ、03年のスイス、04年のスウェーデン、あるいは06~08年と続いた大陸系のロングも長かった。でも時間をかければまわれるコースである。
しかし、見ただけでうなるような地図、コースというのはWOCでもそうそうない。
たとえば古くは85年のオーストラリア。女子の優勝したア二ケンのミスも激しいものがあった。
あるいは、実際僕も走った93年のUSAのロングもしかり。当時早苗さんが、「地図を見た瞬間なぜか太古の恐竜時代が頭に浮かんだ」と表現していたけど、ある意味地球の歴史に畏怖の念を感じる見応えのある地形である。
最近では愛知の05年も特殊という意味ではインパクトがあったろう。日本人には抵抗ないが、欧米選手には茶色に塗られた斜面は特異なテレインだったろう。実際優勝候補の女子選手が序盤から大きくミスをするハプニングもあった。
今回のフランスのロングもそういう歴史に残るテレイン、コースだ。
案の定、このレース荒れた。優勝候補のミナカウピが1番に到達せずにゴールに向かったように、有力選手の大きなミスが目立った。その中で下馬評通り優勝したフランスのティエリ・ジョルジュは本当に素晴らしい。
実際男女とも優勝者と2位で4分、6位では10分以上の差がついた。実力の肉薄する世界では普段考えられない差である。
ただ、観戦する方としては淡々と進むレースより面白い。世界有数のタフガイが終盤憔悴しきって走る姿も壮絶である。スプリントのスピード感のあるレースとは対極的だが、自然に対峙する生身の人間のリアルさが冒険活劇を見ているようでこちらはこちらで迫力がある。これぞロング!
ふと思う。ロングという競技は、スプリントなどのようにある意味規格化されたテレインコースとは対照的に、地域性を最大限生かした独創的なテレインを提供する方向に進化すべきではないか。
規格化されたフィールドでしか競技がなりたたない多くのスポーツと異なり、その地の地形、植生、自然そのものを生かした舞台で競う面白さがオリエンテーリングにあるはずである。今回のテレインで格闘する選手をLiveStreamで見ながら感じてしまった。
月曜日, 8月 15, 2011
WOC2011
今年はフランスのSAVOIE GRAND REVARDで開催中。
87年大会以来24年ぶりのフランスでの開催です。
大会公式HP。
http://www.woc2011.fr
日本チームに関する情報。
http://www.orienteering.or.jp/NT/blog/
男子5名、女子4名が出場。
予選2種目を終えて、日本は残念ながら予選通過はまだいませんが、
ロングの皆川さんやミドルの柳下君など、テクニカルなテレインで健闘しています。
地図は事前に予測された通り、かなりテクニカルな印象で、予選を見る限りタイムのばらつきも大きいよう。
16日スプリント予選決勝
17日ロング決勝
19日ミドル決勝
20日リレー
さて、今年の世界的な注目は、ここのところ不運に見舞われ続けた、ティエリ率いるフランス男子が、個人はもちろんリレーで悲願の優勝を果たすかどうか。
2005年
愛知のWOCでは2走までほぼトップ。3走アンカーのティエリはノルウェーのヨルゲンと同時にスタート。終始ほぼ同時にレースを進めるも、終盤の下り斜面のアタックでティエリが数秒のロスを犯し、そのスキにヨルゲンにかわされてノルウェーが優勝。フランスは悔しい2位に。
2008年
やはり3走アンカーは、フランス、英国、ロシアが先頭争いをし、フランスはデッドヒートの先頭を切って終盤ループへ。誰もがフランスの優勝を信じた瞬間、ティエリのGPSトラックがとんでもない方向に向かい始めやがて止まってしまう。観客は分けがわからないまま英国の優勝を見守った。実はティエリが走っている最中に蜂を飲みこみ喉を刺される悲運に見舞われたことが判明。棄権の上ヘリコプターで病院へ。(まったくオリエンテーリングをしていてこんなアクシデントがあり得るのか?と思える事件です)
2009年
三度目のアンカー勝負。先頭集団はスウェーデン、ノルウェー、チェコ、フランス。その後にスイス、ロシア。フランスはもちろんティエリ。ところがまたもや信じられないアクシデント。今度は先頭のスウェーデン、マルティンが太ももに枝を刺す大けがを負いリタイヤ。森の中で流血し動けなくなっているライバルを見たノルウェー、チェコ、フランスはレースを中断し、救護にあたった。結局そのアクシデントに遭遇しなかったスイスが優勝。
フランスは、ノルウェー、チェコとともに救護後にレース再開。正式記録としては25位に。
初戦のロングではフランスの3名が予選ヒートをトップで通過。
いくら地元開催の利といってもトップ通過はそう簡単にできるものでもない。
今後どういった展開になるだろうか。
87年大会以来24年ぶりのフランスでの開催です。
大会公式HP。
http://www.woc2011.fr
日本チームに関する情報。
http://www.orienteering.or.jp/NT/blog/
男子5名、女子4名が出場。
予選2種目を終えて、日本は残念ながら予選通過はまだいませんが、
ロングの皆川さんやミドルの柳下君など、テクニカルなテレインで健闘しています。
地図は事前に予測された通り、かなりテクニカルな印象で、予選を見る限りタイムのばらつきも大きいよう。
16日スプリント予選決勝
17日ロング決勝
19日ミドル決勝
20日リレー
さて、今年の世界的な注目は、ここのところ不運に見舞われ続けた、ティエリ率いるフランス男子が、個人はもちろんリレーで悲願の優勝を果たすかどうか。
2005年
愛知のWOCでは2走までほぼトップ。3走アンカーのティエリはノルウェーのヨルゲンと同時にスタート。終始ほぼ同時にレースを進めるも、終盤の下り斜面のアタックでティエリが数秒のロスを犯し、そのスキにヨルゲンにかわされてノルウェーが優勝。フランスは悔しい2位に。
2008年
やはり3走アンカーは、フランス、英国、ロシアが先頭争いをし、フランスはデッドヒートの先頭を切って終盤ループへ。誰もがフランスの優勝を信じた瞬間、ティエリのGPSトラックがとんでもない方向に向かい始めやがて止まってしまう。観客は分けがわからないまま英国の優勝を見守った。実はティエリが走っている最中に蜂を飲みこみ喉を刺される悲運に見舞われたことが判明。棄権の上ヘリコプターで病院へ。(まったくオリエンテーリングをしていてこんなアクシデントがあり得るのか?と思える事件です)
2009年
三度目のアンカー勝負。先頭集団はスウェーデン、ノルウェー、チェコ、フランス。その後にスイス、ロシア。フランスはもちろんティエリ。ところがまたもや信じられないアクシデント。今度は先頭のスウェーデン、マルティンが太ももに枝を刺す大けがを負いリタイヤ。森の中で流血し動けなくなっているライバルを見たノルウェー、チェコ、フランスはレースを中断し、救護にあたった。結局そのアクシデントに遭遇しなかったスイスが優勝。
フランスは、ノルウェー、チェコとともに救護後にレース再開。正式記録としては25位に。
初戦のロングではフランスの3名が予選ヒートをトップで通過。
いくら地元開催の利といってもトップ通過はそう簡単にできるものでもない。
今後どういった展開になるだろうか。
木曜日, 7月 14, 2011
筋肉痛
ハードなレースが終わった後の筋肉痛はつらい。
つらいけど、なんとなく満足感がある。
「この痛みを絶えれば超回復でもっと強くなれる」という期待感と、「ああ、ここまで辛くなるほど自分はがんばったんだ」という自己満足とが半々。
筋肉痛がほぐれて体がだんだん軽くなるときの感覚もいい。
いや、実は走るのが好きな人は、この筋肉痛が病みつきで走るのじゃないか、と思うこともある。
だから忙しくてトレーニングやレースに不足している時は、筋肉痛を久しく経験してない身体に寂しさ、不安を感じてしまうのである。
因みに筋肉痛の度合いは、ほとんどが下りで決まる。
のぼりや平地は、自分の心肺機能でペースが決まる。だから、相当に追い込んでいるつもりでも、自分の余力以上にはペースはあがらない。でも下りは、重力に任せれば勝手にペースは上がる。だから一番辛いのは疲労を迎えてからの下りである。時として拷問に近いほど辛くなる。
妻と二人でレースに出た後の1週間、朝起きて、夜帰宅して、二人の会話の切り出しはここから始まる。
「どう?」
「いやあ、今回は結構きた、階段の下りはぜんぜんだめ」
「あらあたしは結構大丈夫よ、最後のくだりのがんばりが足りなかったかしら?」
北丹沢のあとの筋肉痛は今年一番だった。いや、今年どころかここ数年でもナンバー1だった。多分に、最後の下りを迎える直前に疲労が極限に達してしまい、標高差800mの下りをほとんど拷問のように筋肉が悲鳴を上げながら下ったからだろう。もっと早く疲れてしまえばペースが落ちてそこまでひどくならないだろうし、最後まで筋力が持ってもそんなことにはならない。絶妙なところで力を使い切ってしまったのだ。
反対に比較的バランスのよいペース配分をした妻は、それほどの筋肉痛を感じなかったらしい。それでなんとなく「寂しさ」を感じたらしいから、筋金入りのランナーである。
====
普段、居間で寝転んでいると、悪餓鬼どもがすぐに寄ってきて、きゃっきゃと上に乗っって飛んだりはねたり遊びだす。
いつもはうっとおしい子供たちだけど、最近ふと気づいて、レース後はうつぶせに寝転ぶことにした。
すると、子供たちが肩、腰、脚の裏側のあちこちに乗って遊びだす。
これが意外と適度な荷重で気持ちいい。
寝転ぶお父さんの上にのって喜ぶ子供たちと、その下で「うー」と痛気持ちよがるお父さん、という奇妙な風景になる。
つらいけど、なんとなく満足感がある。
「この痛みを絶えれば超回復でもっと強くなれる」という期待感と、「ああ、ここまで辛くなるほど自分はがんばったんだ」という自己満足とが半々。
筋肉痛がほぐれて体がだんだん軽くなるときの感覚もいい。
いや、実は走るのが好きな人は、この筋肉痛が病みつきで走るのじゃないか、と思うこともある。
だから忙しくてトレーニングやレースに不足している時は、筋肉痛を久しく経験してない身体に寂しさ、不安を感じてしまうのである。
因みに筋肉痛の度合いは、ほとんどが下りで決まる。
のぼりや平地は、自分の心肺機能でペースが決まる。だから、相当に追い込んでいるつもりでも、自分の余力以上にはペースはあがらない。でも下りは、重力に任せれば勝手にペースは上がる。だから一番辛いのは疲労を迎えてからの下りである。時として拷問に近いほど辛くなる。
妻と二人でレースに出た後の1週間、朝起きて、夜帰宅して、二人の会話の切り出しはここから始まる。
「どう?」
「いやあ、今回は結構きた、階段の下りはぜんぜんだめ」
「あらあたしは結構大丈夫よ、最後のくだりのがんばりが足りなかったかしら?」
北丹沢のあとの筋肉痛は今年一番だった。いや、今年どころかここ数年でもナンバー1だった。多分に、最後の下りを迎える直前に疲労が極限に達してしまい、標高差800mの下りをほとんど拷問のように筋肉が悲鳴を上げながら下ったからだろう。もっと早く疲れてしまえばペースが落ちてそこまでひどくならないだろうし、最後まで筋力が持ってもそんなことにはならない。絶妙なところで力を使い切ってしまったのだ。
反対に比較的バランスのよいペース配分をした妻は、それほどの筋肉痛を感じなかったらしい。それでなんとなく「寂しさ」を感じたらしいから、筋金入りのランナーである。
====
普段、居間で寝転んでいると、悪餓鬼どもがすぐに寄ってきて、きゃっきゃと上に乗っって飛んだりはねたり遊びだす。
いつもはうっとおしい子供たちだけど、最近ふと気づいて、レース後はうつぶせに寝転ぶことにした。
すると、子供たちが肩、腰、脚の裏側のあちこちに乗って遊びだす。
これが意外と適度な荷重で気持ちいい。
寝転ぶお父さんの上にのって喜ぶ子供たちと、その下で「うー」と痛気持ちよがるお父さん、という奇妙な風景になる。
金曜日, 6月 24, 2011
ビール
あまり、男臭い嗜好がある方じゃないと思う。
例えば、煙草をふかすとか、高級車を乗り回すとか、ギャンブルで度胸を試すとか、夜の街で火遊びするとか。。。
そういう少し脂っこいことに無縁なのは、多分に男性ホルモンの出が少し足りないのかなあ、と自問することもあるが、その割には以外と身体は毛深いし、艶っぽい噺しも嫌いじゃないので、そう単純なことでもなさそうだ。
唯一自分がちょっと普通一般の男と思える嗜好はお酒だろう。
ただ、焼酎、日本酒、ワイン、ウイスキーなど粋なアルコールはあまり嗜まない。嫌いじゃないが酔っぱらって頭が痛くなるのが好きでなくて無意識に口が進まない。好んで飲むのはひたすらビールである。
毎日飲む。「毎日」といっても、あまり練習に熱心でない選手が「毎日トレーニングしてる」というときの「毎日」みたいに週に4,5日を指すではない。
週に7日の本当の毎日、年でいえば多分360日くらいの「毎日」である。
但しほとんどの日が350ml缶ビール1本である。時々調子にのって2本。それ以上家で飲むことは皆無だし、外で飲む宴席も月に1,2度なので、サラリーマンの酒量としては平均より少ないかもしれない。
あまり舌の肥えた性質でもないのだが、ビールは値段の高い方がおいしいというのはわかる。
だから、かつてはモルツのプレミアムとか、エビスとかが好きだった。もともとは、日本に多い下面発酵のピルスナー系よりも、上面発酵で臭味のある、イギリスやベルギーのちょっとこ洒落たエールビールなんかの方が好きだったのだ。そういえば昔は、新宿渋谷あたりの、珍しいビールを出すパブに行ったものである。
だから、対極的な発泡酒はどうしても好きになれなかった。炭酸水を飲んでいるみたいでさっぱり風味がない。
たいした給料をとってるわけでもないのに、妻が発泡酒を買っくると、少し不機嫌になったもんである。
ところが、ある時期か嗜好がかわり、今は発泡酒どころか第三のビールしか飲まなくなった。
数年前、どうしてもレース前に体重を落としたい時に、自分の食生活をいろいろ考えた時があった。その結果ビールが主犯格の一人として浮上した。空き缶に小さく記載されてるカロリーを見ると、100mL あたり約40kcalと、なるほど馬鹿にならない量である。
これを削りたいがためにダイエットビールを飲み始めた。だいたい糖分をカットした上にアルコール分を3,4%に抑えているので、カロリーは半分程度以下になる。350mlにすれば60~70kcalのカット。毎日だから月に2000~2500kcalと思えば体重300g程度に相当する。ばかにならない。
はじめは水を飲んでいるように味気なかった。炭酸の爽快さとアルコールのほろ酔い気分は味わえるのだから、我慢我慢、まいいか、と。
ところが慣れというのは恐ろしい。だんだんその味に慣れてくる。いや慣れただけではなく、いつのまにかその方が舌に合うようになってしまった。
今や、ときどき実家なんかでもらってきたビールを飲むと、妙に味が濃くてさわやかに感じない。特に夏場のトレーニング後なんてはるかにダイエットビールの方がおいしく感じてしまう。そういう舌になってしまった。
走る人は特にビール好きが多い。これは確実に言えると思う。若いころはビールを飲むことに少し後ろめたさを感じたけれど、ある時期、有名なマラソン選手もビールを良く飲むということを知ってからあまり気にしなくなった。二日酔いなどで生活やトレーニングに支障がない限り、科学的にもアルコールを日常的に摂取する習慣がパフォーマンスの低下を招くという証拠はないという認識が一般的だ。
だから良く走り、良く食べ、良く飲み、良く寝る、が脂っぽさにかけるササミ系男子の王道である。
例えば、煙草をふかすとか、高級車を乗り回すとか、ギャンブルで度胸を試すとか、夜の街で火遊びするとか。。。
そういう少し脂っこいことに無縁なのは、多分に男性ホルモンの出が少し足りないのかなあ、と自問することもあるが、その割には以外と身体は毛深いし、艶っぽい噺しも嫌いじゃないので、そう単純なことでもなさそうだ。
唯一自分がちょっと普通一般の男と思える嗜好はお酒だろう。
ただ、焼酎、日本酒、ワイン、ウイスキーなど粋なアルコールはあまり嗜まない。嫌いじゃないが酔っぱらって頭が痛くなるのが好きでなくて無意識に口が進まない。好んで飲むのはひたすらビールである。
毎日飲む。「毎日」といっても、あまり練習に熱心でない選手が「毎日トレーニングしてる」というときの「毎日」みたいに週に4,5日を指すではない。
週に7日の本当の毎日、年でいえば多分360日くらいの「毎日」である。
但しほとんどの日が350ml缶ビール1本である。時々調子にのって2本。それ以上家で飲むことは皆無だし、外で飲む宴席も月に1,2度なので、サラリーマンの酒量としては平均より少ないかもしれない。
あまり舌の肥えた性質でもないのだが、ビールは値段の高い方がおいしいというのはわかる。
だから、かつてはモルツのプレミアムとか、エビスとかが好きだった。もともとは、日本に多い下面発酵のピルスナー系よりも、上面発酵で臭味のある、イギリスやベルギーのちょっとこ洒落たエールビールなんかの方が好きだったのだ。そういえば昔は、新宿渋谷あたりの、珍しいビールを出すパブに行ったものである。
だから、対極的な発泡酒はどうしても好きになれなかった。炭酸水を飲んでいるみたいでさっぱり風味がない。
たいした給料をとってるわけでもないのに、妻が発泡酒を買っくると、少し不機嫌になったもんである。
ところが、ある時期か嗜好がかわり、今は発泡酒どころか第三のビールしか飲まなくなった。
数年前、どうしてもレース前に体重を落としたい時に、自分の食生活をいろいろ考えた時があった。その結果ビールが主犯格の一人として浮上した。空き缶に小さく記載されてるカロリーを見ると、100mL あたり約40kcalと、なるほど馬鹿にならない量である。
これを削りたいがためにダイエットビールを飲み始めた。だいたい糖分をカットした上にアルコール分を3,4%に抑えているので、カロリーは半分程度以下になる。350mlにすれば60~70kcalのカット。毎日だから月に2000~2500kcalと思えば体重300g程度に相当する。ばかにならない。
はじめは水を飲んでいるように味気なかった。炭酸の爽快さとアルコールのほろ酔い気分は味わえるのだから、我慢我慢、まいいか、と。
ところが慣れというのは恐ろしい。だんだんその味に慣れてくる。いや慣れただけではなく、いつのまにかその方が舌に合うようになってしまった。
今や、ときどき実家なんかでもらってきたビールを飲むと、妙に味が濃くてさわやかに感じない。特に夏場のトレーニング後なんてはるかにダイエットビールの方がおいしく感じてしまう。そういう舌になってしまった。
走る人は特にビール好きが多い。これは確実に言えると思う。若いころはビールを飲むことに少し後ろめたさを感じたけれど、ある時期、有名なマラソン選手もビールを良く飲むということを知ってからあまり気にしなくなった。二日酔いなどで生活やトレーニングに支障がない限り、科学的にもアルコールを日常的に摂取する習慣がパフォーマンスの低下を招くという証拠はないという認識が一般的だ。
だから良く走り、良く食べ、良く飲み、良く寝る、が脂っぽさにかけるササミ系男子の王道である。
水曜日, 6月 01, 2011
出張
僕は出張があまり得意でない。
会社の多忙な先輩の中には、月曜日から日本のあちこちの出張を梯子して金曜日あたりに戻ってくる人もいる。「どうせ行くなら一通り用を済ました方が効率的」とのことだが、僕はそういう出張が苦手だ。漠然と不安を覚えてそういう予定を組めないのだ。途中どうしても会社に戻る日を作りたくなる。
何でかよくよく考えてみると、自分の仕事の計画性の弱さが一番の課題なのに気づく。
その週出張で出ずっぱりになるということは、少なくともその前に当面社内の仕事を仕上げておくか、外から指示すればよい状態にしておかねばならない。それが1,2日ならなんとかなるけど、3,4日先までの仕事を予測して片付けておくことができない。
もうひとつは、出張の準備が出来ない。せいぜい目前の訪問先の準備に追われて、はしごの後半に必要な書類まできめ細かに考えが及ばないのだ。
だから出張は一つの目的のために準備して行く、帰って次の準備をしてから行く、を繰り返す方が良い。
せいぜいがんばって2つまとめる程度。
そんなやり方でも何とか今まで勤めてきた。それ程出張が多くない職種だったせいもある。
ただ4月から、そうは言ってられなくなった。仕事がかわり、たくさんの打ち合わせをこなす必要に迫られるようになった。
大阪、兵庫、京都、北海道、九州・・・・、スケジュール帳に次々埋まる予定で間がなくなって行く。
新幹線や飛行機の長い移動が増えるのも意外と苦痛。
本を読んでうつらうつら寝ることが以前は多かったが、さすがに合わせると結構な時間になるのでもったいない。世のデキる風ビジネスマンを見習って、N700系の中でノートPCに向かうようになった。
もうひとつ難題がある。入社して15年、「なんで1泊なのにそんな荷物が多いの?」と言われ続けても、めげずにシューズとウエアを出張鞄に入れ続けてきた。
でも最近出張のはしごをすると、移動時間や付き合いの宴席が増え、朝晩の自由な時間がなくなってきた。
必然的に平日身体を動かす時間が短くなってくる。
それでも「鞄から靴が消えた日が己に負けた時」と勝手に決めて、意地でも膨らんだ鞄を持ち続けている。
会社の多忙な先輩の中には、月曜日から日本のあちこちの出張を梯子して金曜日あたりに戻ってくる人もいる。「どうせ行くなら一通り用を済ました方が効率的」とのことだが、僕はそういう出張が苦手だ。漠然と不安を覚えてそういう予定を組めないのだ。途中どうしても会社に戻る日を作りたくなる。
何でかよくよく考えてみると、自分の仕事の計画性の弱さが一番の課題なのに気づく。
その週出張で出ずっぱりになるということは、少なくともその前に当面社内の仕事を仕上げておくか、外から指示すればよい状態にしておかねばならない。それが1,2日ならなんとかなるけど、3,4日先までの仕事を予測して片付けておくことができない。
もうひとつは、出張の準備が出来ない。せいぜい目前の訪問先の準備に追われて、はしごの後半に必要な書類まできめ細かに考えが及ばないのだ。
だから出張は一つの目的のために準備して行く、帰って次の準備をしてから行く、を繰り返す方が良い。
せいぜいがんばって2つまとめる程度。
そんなやり方でも何とか今まで勤めてきた。それ程出張が多くない職種だったせいもある。
ただ4月から、そうは言ってられなくなった。仕事がかわり、たくさんの打ち合わせをこなす必要に迫られるようになった。
大阪、兵庫、京都、北海道、九州・・・・、スケジュール帳に次々埋まる予定で間がなくなって行く。
新幹線や飛行機の長い移動が増えるのも意外と苦痛。
本を読んでうつらうつら寝ることが以前は多かったが、さすがに合わせると結構な時間になるのでもったいない。世のデキる風ビジネスマンを見習って、N700系の中でノートPCに向かうようになった。
もうひとつ難題がある。入社して15年、「なんで1泊なのにそんな荷物が多いの?」と言われ続けても、めげずにシューズとウエアを出張鞄に入れ続けてきた。
でも最近出張のはしごをすると、移動時間や付き合いの宴席が増え、朝晩の自由な時間がなくなってきた。
必然的に平日身体を動かす時間が短くなってくる。
それでも「鞄から靴が消えた日が己に負けた時」と勝手に決めて、意地でも膨らんだ鞄を持ち続けている。
火曜日, 5月 24, 2011
ある朝
6時、まず妻がごそごそ起きる。洗濯機を回してから、また寝床に戻ってくる。6時半前、僕が起きる。ノートパソコンを立ち上げて、ぱちぱちとメールの返事を打つ。6時半過ぎ、妻がもう一度起きる。朝ごはんの支度をはじめる。
7時前、僕は最後のメール送信ボタンをおして、あわてて外に出てジョギングに行く。ああ今日も25分しか走れない。。。。7時半さっとシャワーを浴びて食卓のパンを口に放り込む。
まだ2匹は寝床ですやすや。「もう起こして」 布団にしがみつく二人をひっぱがしてもすぐ団子虫みたいに畳の上で丸くなる。ああ、誰に似たか寝ぼ助の二人。しかなたくテレビのアニメ番組をつけて目が覚めるのをまってから着替えさせる。
時計はもう8時前。いかんいかん、あわててヨーグルトをかきこみ、髭を剃って着替えて鞄をとる。「携帯もった?ハンカチもった?」 ああもったよ。「ケイタイモッタ?ハンカチモッタ?」「ケタモッタ?ハッチモタ?」4歳と2歳の幼い声が繰り返す。ああ君たちは「おとーさん、いってらっしゃい」の意味だと思ってるのね。
「おとーさん会社で今日もがんばるよ、ももちゃんも幼稚園がんばれ!」玄関の戸をあけて飛び出す。自転車にまたがって、おっとっと、IDカード忘れた。。。。あわてて部屋に戻る。あー今日も定時ぎりぎりだ。
7時前、僕は最後のメール送信ボタンをおして、あわてて外に出てジョギングに行く。ああ今日も25分しか走れない。。。。7時半さっとシャワーを浴びて食卓のパンを口に放り込む。
まだ2匹は寝床ですやすや。「もう起こして」 布団にしがみつく二人をひっぱがしてもすぐ団子虫みたいに畳の上で丸くなる。ああ、誰に似たか寝ぼ助の二人。しかなたくテレビのアニメ番組をつけて目が覚めるのをまってから着替えさせる。
時計はもう8時前。いかんいかん、あわててヨーグルトをかきこみ、髭を剃って着替えて鞄をとる。「携帯もった?ハンカチもった?」 ああもったよ。「ケイタイモッタ?ハンカチモッタ?」「ケタモッタ?ハッチモタ?」4歳と2歳の幼い声が繰り返す。ああ君たちは「おとーさん、いってらっしゃい」の意味だと思ってるのね。
「おとーさん会社で今日もがんばるよ、ももちゃんも幼稚園がんばれ!」玄関の戸をあけて飛び出す。自転車にまたがって、おっとっと、IDカード忘れた。。。。あわてて部屋に戻る。あー今日も定時ぎりぎりだ。
登録:
投稿 (Atom)
信越100mile 2022
<レースの記録を忘れていたので後から記載> START 18:30 日没して約30分、暗闇の中スタート。序盤はスキー場の中の登りとトラバースを繰り返す。 2,30分で下りからロードに出てそこからは比較的平坦のパートが続く。1時間30分くらいで斑尾山に向けて急登が始まる。...
-
企画しました。 公開シンポジウム 仕掛け人です。 こういう議論は、しょっちゅうやっていてもかったるいし、「会議は踊るされど進まず」、になりかねない。 でも、あるタイミングでは絶対必要なものだと思う。 そして、WOC2005を終えて3年、今はそのタイミングだと感じた。 吉とでるか...
-
やっちまった。 お酒は嫌いじゃないけど、酒で失敗することは少ない方だと思う。特に社会人になってからは酒に呑まることはめったにない。それが久しぶりに失敗をやらかした。 後輩達の栄誉をたたえる祝勝会。母校のインカレ優勝祝いである。実に6年ぶり。事前の出欠で久々に懐かしい面々が集まって...
-
人間は1人1人がブラックボックスみたいなもの。 中の仕組みはそれぞれ違う。まあできのいい部品もあるしそうでないものもある。個性的な部品もある。そういうのを組み合わせて皆頑張ってる。だから同じ刺激を与えてもその反応は人それぞれ。だからこの世界は面白いし、逆に戦争も絶えないのだろう...