土曜日, 4月 03, 2010

つながらない!

最近出張が増えた。
一泊二日の強行日程。
仕事の書類にプラスして、ジョグシューズ、ハートレートモニタ、そしてPC。
最近1日も手放せなくなった3点セットを鞄につめて羽田空港に向かう。

今回の出張も交通の便は悪いところ。しかたあるまい。人が住むところに水道あり。水道あるとことに我が仕事あり。
羽田からとある地方空港まで約1時間半、そこからJRの特急に乗り継いで約2時間。観光地として有名な地方小都市にだどりつく。

昼間の仕事は比較的スムーズに終えることができた。やれやれと後輩の運転する車で途中夕食をとり、宿へ向かう。時計を見るとまだ6時半。今日は7時にはチェックインできるだろう。
週末の準備やPCメールに返答する時間もたっぷりあるし、少し夜にジョギングもできるか、と車の中で今日の残りの時間の使い方をあれこれ考えた。

ところが、車窓を眺めていて一抹の不安が過る。車はビジネスホテルのある市内ではなく、郊外に向かっている。。。
やがて街をはずれ暗い夜道を進みはじめた。
そういえば、昨日後輩から案内された宿は○○ホテルといった類のものではなく、△△楼という名だった。行く先を尋ねると隣町の観光地として有名な温泉地。
30分くらい進むとやがて観光ホテルの煌々とした灯があらわれ、静かな湾沿いの1棟の旅館にたどりついた。

後輩はせっかくだから、と味気ない市内のビジネスホテルではなく近辺の観光地の旅館に設定された格安プランを案内してくれたのだ。
チェックインすると確かにリーゾナブルだ。6800円の朝食付だが、ツインのシングルユースで広い部屋だし、温泉ももちろん広くて深夜まで入れる。浴衣で土産物コーナを回るような、そんな旅館だ。
どうせならプライベートでゆっくりしたいそんな宿である。

ただ、案の定いやな予感はあたった。

チェックインしてまず机付近をざっと見るが、あるべきものが「ない」
旅館の案内パンフをめくってみても期待薄。
だめもとでフロントに電話する。
「あの、インターネットとかつながっているところありませんか?」
多分さっき案内してくれたフロントの気のよさそうなお兄さんだろう。やや困惑した声で、
「当旅館にはありません。この先の××旅館にワイヤレスがあると聞いたことありますが。。。、それ以外このあたりでは聞いたことがありません。」

ああ、やっぱり。
ためいきをついて携帯を見ると、「圏外」
ソフトバンクの携帯メールも使えない。やれやれ。

しまった、うかつだった。事前に調べておくべきだった。この地はインターネットの世界でまさに陸の孤島。
今週末の準備をかかえてこの空白は痛い。自分のサーバにたまるメールの山と、返信がないのにいらいらする面々の顔が瞼に浮かぶ。

それにしても極度のインターネット依存症かもしれない。ここは誰もが一度は訪れたいと思う名勝の地。日本の雄大な文化的遺産を目前にして、その雰囲気さえ味わえず、インターネットがないことにあたふたする自分が何とも小さい存在に思えてきた。
いいや、今日一日なんとかなるだろう。今日は早く寝て明朝に、日本人の魂を育んだこの地の歴史文化を肌で感じるべく、ジョギングを楽しむこととしよう。

木曜日, 4月 01, 2010

レクロゲイン



3月は一度も山を走らずに終わったけど、最後に歩いてロゲインだけ参加した。

レクロゲインに家族で参加。一番下のちびも連れて4人での参加ははじめて。
申し込みはまったく妻にまかせていたのだけど、エントリー表を見てびっくり。
「えっ6時間?」
「あら、大丈夫でしょ」

1歳のちびは背負子に乗せて、3歳の娘の手を引いていざスタート。
6時間でしかも電車、バスを使ってよいルールのため、もらった地図は巨大な新聞紙のような2万5千に、1万5千のオリエンテーリング地図がついている。まずは巾着田をまわり1点、2点、1点と獲得。のんびりお花畑の中をまわり、高麗駅までちょうど1時間。娘はすでに疲れたと言い出し、あまりにも寒いので駅前のしがない店に暖をとり、まだ10時過ぎなのに早速お昼。
かれこれ1時間もしてようやく次へ。展覧山に向かう市街地をひたすら登る。30分ほど歩いたところで娘はギブアップ。息子を妻が背負って、娘を肩車。10分もするとようやく次のコントロール。
そこからは山道。ところが面白いことに娘は山道になってからは自分で歩きだした。結局展覧山経由でアトムの像脇に下山するまで全部一人で歩く。むしろ市街地の道で、「だっこ」と駄々をこねることが多い。山道は子供にとっても起伏の変化や景色の移り変わりが飽きないのだろう。トレランやオリエンテーリングの原点を感じる。
飯能駅前のスタバでまた30分お茶をして、そのまま飯能駅から高麗まで西武線を使い、最後は疲れたと泣き続ける娘の手を強引に引っ張って5時間59分台にゴール。
あまりにも大きな地図のほんの一部だけだったけど、高麗から飯能まで歩いた距離はおそらく5,6kmだろうか。3歳の娘には褒められた距離だ。
おかげさまで夜は宵っ張りの二人が8時過ぎに帰宅したころにはぐっすり。こちらも朝が早かったこともあって10時には寝込んでしまった。


会場の体育館は参加者で満員。地図に乗るスポンサーシップの数を見てもこのスポーツの勢いを感じる。やっぱり参加者はもちろん運営者も楽しんでいるのがとてもよく伝わってくる。こういう雰囲気だと人が人を呼ぶんだろうなあ、とまったく違う競技や位置づけながら、やっぱり楽しむことが一番と妙に感心してしまった一日でした。

水曜日, 3月 31, 2010

二日酔い

やっちまった。

お酒は嫌いじゃないけど、酒で失敗することは少ない方だと思う。特に社会人になってからは酒に呑まることはめったにない。それが久しぶりに失敗をやらかした。

後輩達の栄誉をたたえる祝勝会。母校のインカレ優勝祝いである。実に6年ぶり。事前の出欠で久々に懐かしい面々が集まっていく。当然駆けつけたい気持ちでいっぱい。
だけど、日が近付くにつれ、脳味噌は忙しさで余裕がなくなってきた。そういう時はこんな目出たいイベントさえうっとおしくなる。パズルのように予定を考えていると「飲み会」の字がとても邪魔に見えてきた。
まるっきし遅刻の時間になってようやく会社を出る。そろそろ4月とは思えない厳しい寒さも妙に不愉快で、「今日は学生をたたえたら早めに帰ろう」と心に決めて電車に乗った。

ところが、久しぶりに会う面々の懐かしい顔を見るところっと気持ちは変わった。学生のうれしそうな顔を見て、だんだん箍がはずれた。会話もビールもはずむはずむ。

多分ビールだけじゃなくて日本酒をのみはじめた頃からだろう。記憶の中で若い学生にずいぶんしつこく話ていたように覚えている。捕まっちまった方はとんだ災難だったろう。2次会の終わりはあまりよく覚えてないが、1次会後より財布のお金はきちんと減っていた。おそらくみなとわかれおぼつかない足取りで東京駅から山手線に乗ったのだろう。
気がつくと家と反対方向の池袋のホームにいた。時計は終電なんてとうに過ぎた時間。
しかたなくタクシーで家に向かった。

二日酔い。まだアルコールの中に浸かっているような朝。いや、こりゃまいった。
いつ以来だろう?前回は、WOC2005の前、受け持った四国に仕事の種があって、実を結ぶにはどうすればいいか、地元の代理店の人と悩みながら夜の街で飲み明かした時以来だ。

頭は痛い、体はきもちわるい、散財した上に、仕事も山ずみ。。。ああいいことない。
でも、それだけうれしかったのか、自分にたまってるものが多かったのかも、まあたまにはそんなこともしょうがあるまい。


日曜日, 3月 21, 2010

融雪の釧路川

週末から仕事の関係で釧路へ。白と茶色がまだらになった釧路たんちょう空港に到着。

昨年の秋から仕事の関係で断続的に訪れている。一度来ると2,3泊するのでこちらの寒さにも大分慣れた。1月はマイナス15度の朝も経験した。街中の道がつるつるに凍り、ジョギングは除雪された場所を選んで同じところをぐるぐる回るしかない。外出も仕事以外は最小限になり、自然とホテルにこもる時間が長くなる。
昨日は雪解けの雨で釧路川も濁っていたが、今日の日中はホワイトアウトするような雪。せっかく雪の解けた道路がまた真っ白になってしまった。それでも昼間はプラスの気温で妙に暖かく感じるようになった。春も近い。

昔北欧に長期遠征した時、ゆとりのある生活、洗練された社会と美しい自然に感激し「北欧に住みたい!」と思ったことがある。そしたら当の北欧人に「冬のここを知らないからさ」とかえされた。北国の冬は暗く長く寒い。彼らは短い夏をとても上手に楽しむのだが、それはその何倍も長いが冬があるからなのだそうだ。

この地も同じかもしれない。冬の景色も美しいが、やはりどこか陰鬱でさびしいところがある。これからの季節、暖かくなって釧路湿原に緑が戻る季節が待ち遠しい。


日曜日, 3月 14, 2010

サクラサク

インカレを観戦できない春は、もうこの何年も慣れっこになっていたけれど、
さすがに今年は少し胸騒ぎがした。

土曜日。出張が多く追いつかないデスクワークのために出勤。
午後はずっとパソコンに向かって仕事。ふと気がつくと8時。あわててLAPCENTERを開く。
案の定、小林がミドルで優勝?と思いきや、その後訂正され大橋君が優勝とのこと。女子も高野が勝った。天晴。しかも女子は2位が星野、男子のBは田中が優勝。男子はタイムで見る限り接戦だったようだ。

日曜日。おじいちゃんおばあちゃんも一緒に家族で近くの公園にピクニック。ついでに品川区の10kmマラソン大会に参加。春の訪れを感じる陽気。
家に戻って子供の昼寝の合間にLAP CENTERチェック。東大はリレーも競い合いの上優勝。素晴らしい。渋谷の2名を含んでの優勝、何もサポートはできなかったけど、クラブカップでDISQになったことなどくらいよい経験になっていればそれだけでも価値はあったろうか。

小林は。つい半年前までは走力をなかなか生かせないイメージがあったけど、一度勢いがついたら誰も止められなかった。2年前の3000m走で競った時から、なかなか面構えの良いやつと思ったけど、ここまで大成するとは思わなかった。2連覇はもちろん、最後のタイトルミドルを狙って次の一年に期待。

ここに満足せず、どんどん上を目指してほしい。


日曜日, 3月 07, 2010

シンデレラ

昼下がりの会社。

いつもの部のメンバーで昼食をとっている時、話題はテレビ。
番組ではなく、テレビの設定についてらしい。光ケーブルにすると一家全体で見れて便利。そうでないと、各部屋の一つ一つにチューナをつけなくてはいけないので不便だ、、、そんな内容だったろうか。うろ覚えなので信じないでほしいが。
この1,2年に家を買った面々が多いせいか、あちこちで体験談が出た。来年のデジタル放送への完全切り替えを目前に我が家はいまだに15年前のブラウン管テレビ。話題からはカヤの外である。
今のテレビはいろいろと大変なようだ。かつてのアナログテレビのようにアンテナさえあれば映るというわけでもないらしい。何かと物にこだわりのある後輩が、いろいろ力説して光ケーブルを勧めてくれた。

そうかあ買い替える前に少し勉強しなきゃ、でもそもそもテレビを見ないのであまり関心がわかない。
そんなことをつぶやくと少し驚かれた。
家にいてテレビがついてるのは朝の子供番組と夜のニュース、天気予報くらい。妻も僕もテレビをつけるという習慣がない。
「ドラマは、スポーツは?」
いや、日本国民としてお恥ずかしいが、真央ちゃんのフリーすら映像できちんと見てない。竜馬伝も夕食をおじいちゃんおばあちゃんの家にいた時に見るくらい・・・・、
でもテレビの番組表とかで面白そうなのとかあったら・・・」
考えてみればテレビの番組表を最近見ない。休日新聞をじっくり見る時、ほかに見るところがなくなった時くらいだろうか。。。
「いやー聞いたか、おい、おれもそんな高尚なこと言ってみたいよ。」

まるで天然記念物のような扱いで1つ上の先輩が皮肉交じりに話しのネタにした。
いや、別に経済欄とか政治欄にばかり目を光らせているわけでもない。生活欄も、スポーツ欄も、ついでにその下の雑誌広告のお色気見出しだってついつい見ちゃう。
でもテレビ欄は見ないのだ。

「でも普段何してんですか?」別の後輩に聞かれ、うーん確かに。いや、ネットは見るね、ほかにメールのやりとりとか。。。えっと。
そこで少しつまった。
話題が数秒テンポで変わる昼食の会話、それ以上弁解しても冗長なだけだと口を閉じたが、確かに自分の生活は、仕事、育児、睡眠、トレーニング、そしてパソコン。それで99%が回っているような気がする。

そこにテレビが入らないのは、たぶん自分がテレビが心から好きでないからだろう。少し考えてみると、自分は加工された情報を与えられるのがあまり好きでない。どちらかといえば生の情報を自分で解釈したいタイプ。だから、初めからストーリーや解釈をわかりやすく咀嚼されてしまったテレビの情報にあまり魅力を感じないのだろう。テレビで得た情報も、そのあとネットのWikipediaとかで調べなおしてみないと気が済まないところがある。
あるいは自分の趣味がマイノリティすぎてテレビから情報が取れないことも大きく関係しているかもしれない。
でも、映画やドラマは根は嫌いじゃない。ただ珠玉混合のテレビから自分にあう情報を選ぶのが偉くしんどく感じてやる気がしない。ただ、映画は好きなので、新聞などで映画評はちょこちょこ見ながら時々、本当に1年に数度くらいDVDを借りてる見る。それはひそかな楽しみだ。

話はどんどんずれるが、最近見た映画で一番感動したのは、「シンデレラ」。 あの1950年代のディズニーの名作である。実家にいった時、娘と一緒に2回連続してみた。子供向けと思ってばかにしてはいけない。ちゃんと見ると実によくできている。話筋がシンプルでロマンチック。人物設定もわかりやすくてシンデレラを助ける動物たちも愛らしい。映像も美しいしシンデレラのエレガントなしぐさが印象的だ。
ローマの休日やベンハーに偉く感動したこともあったけど、ひねりすぎの感がある今の映画を見慣れていると、ディズニーに限らず50年代の映画がかえってとても新鮮に映る。

「歳とったんじゃないの?」
ギクッ、食事も終わりトレイを持って席を立つときに、同い年の先輩が冗談交じりにいった。
確かにテレビのムツカシイ設定も、今の時代の番組にもついてっていけてない。50年代の映画が良いと思うココロも、もしかしたら時代にとりのこされてるのかも・・・。


「ももちゃんもシンデレラに変身する!」
見終わったあとしばらくシンデレラ熱に吹かれた娘。
でも、その気持ちを少しだけ共感できる感性が自分にも残ってたのだから、まあ時代についてってなくてもそれはそれでよしとしよう。



FUJIシリーズ2010

久しぶりに寝休日を過ごし午後に4時間近い昼寝。
その分たまった仕事をこなすために少し夜更かし。選考会まであと1月、いよいよである。もちろん準備する側も待ったなし。

寝る前に・・・少し前になるけど、FUJIシリーズのプレイベントについて。
久しぶりにロングらしいコースを走った。ロングレッグはもちろん、そのつなぎのスピードを殺したショートレッグとのメリハリも面白い。こういメリハリのあるコースを組めるプランナーというのが日本では稀有だ。海外のレースにいけば当たり前に出てくるのに、日本では国土の狭さに合わせみたいなこじんまりしたコースが多い。おそらく、テレインの限られた面白い部分をつなごうとする意識が強いからだろう。部分的にはおもしろくても全体として凡庸なコースになる。
みなでこういうコースをお手本にしよう。

前週に体調を崩していたので直前まで行くか悩んでいたが前日に意を決して車を走らせた。結果、体は良く動いたし、集中力も発揮した。これから2か月の競技へのモチベーションを継続してくれだけの十分な手ごたえだった。ラップを見るとルートチョイスで1,2分の改善の余地はありそうだが、アタックやナビゲーションという点ではほぼ合格点だった。

成績にはいろいろな意見感想がある。ただ、ひとつ言えるのは、誰がトップタイムだったかが問題ではない。そのトップタイムが世界で通用するタイムなのかが問題なのだ。
その点ロブがWOC予選と設定したコースでトップ75分、70分代3人は物足りない。感触的にもWOC予選だったらトップは60~62分程度にくるのではないかと想像する。であれば少なくとももう5分みなで速く走るべきである。
レース形式ではないため調整イベントだったせいもあるだろうが、今後2月の強化選手の仕上がりに期待しよう。

なお富士シリーズは今シーズン4月、5月、9月と続々イベントが続くので、みなさん是非期待しましょう。

信越100mile 2022

<レースの記録を忘れていたので後から記載>  START 18:30  日没して約30分、暗闇の中スタート。序盤はスキー場の中の登りとトラバースを繰り返す。 2,30分で下りからロードに出てそこからは比較的平坦のパートが続く。1時間30分くらいで斑尾山に向けて急登が始まる。...