霜解けの泥濘にはまりこんだような毎日
まるで悪い夢でも見ているかのように、足が地面に潜り込んで進むことができない。もがくように四肢を動かしても周りの景色は一向に進まない・・・。
すべてのことがそんな風に感じられた2月が漸く終わった。今の傾きで最終ゴールまで接線を引いてみると、進捗は全く持って十分でない。もう少しスピードを上げないといけないかもしれない。自分のかかえる問題はすべてがそんな状況に思える。
しかしそんな1か月でも振り返ってみればそれなりに進んではいる。まあ先はようやく見えてきたし、気付くと足元も確かになりはじめた。 3月は物事が好転する気配も見えているし、それほど心配することもないだろう。
恐らく10年前、もう少しハートが初心でセンシティブな年頃だったなら、今のような状況にストレスを感じて参ってしまったかもしれない。
でも、こんな毎日でもノウノウと過ごせる自分になったのは、よく言えば経験によって、悪く言えば歳とともに鈍った感性によってなのだろう。
トレーニングダイヤリーを見返してみると、2月は走行距離が300kmに満たなかった。WOC直後以来のこと。この1月のトレーニングは優先順位が普段の3、4番目くらいから、5番目6番目に格下げされてしまった。そう思うとしょうがあるまい。4月のマラソンまでの準備も、これまた接線を引くと進捗は全く持って十分でない。それでもこちらもそのうち好転するかもしれない。楽観的にそう思って毎日こつこつ進む次第である。
月曜日, 3月 02, 2009
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