土曜日, 1月 06, 2007

2006をふり返る

2006年は自分にとって、大きな転機となった。

1990年以来毎年使っていたパスポートをついに1回も使わなかった。
当然1991年以来出続けていた世界選手権も国内のNETで観戦した。
全日本では1992年に21Eを走り初めて、(98年の棄権を除けば)最低の9位だった。
10年勤めた仕事で、11年目にして所属会社が変わった。
子供が生まれて生活が一変した。

競技の面では良いことのないように思えるが、印象はそれ程でもない。むしろ毎年に比べると充実感が高い。
今は、競技を、自分の環境の中で相対的に捕らえているからだろう。

かつてのように絶対的な成績がすべてな時代は、どんなに努力しても、結果が伴わなければ満足感は得られない。努力に対し結果の得られにくい世界選手権に出ている限り、失望とそこからのモチベーション探しに終始していたように感じる。
世界選手権は自分にとってチャレンジングではあったが、ゼロかマイナスかの結果には、今思えば、競技生活の好循環を得るバランスを欠いていた。

今は、もちろん休日を昨年までのように使うことは出来ない。使える時間は今まで以上に限られてくる。むしろ自分の環境を絶対的な条件として、その中でどう競技していくか、そのマネージメントが面白い。いつやめても誰にも文句は言われない。ある意味アマチュアの甘えで、厳しさに足りるかもしれない。しかしゼロかプラスかの結果は、ストレスを与えすぎないことでむしろ好循環を得ているように思う。

「I must」ではなく「I can」が自分の競技スタイルとしては合っている。

2006年のトレーニングは、約370時間、ラン3450km+バイク約400km

それ程多い量ではない。
しかし妻の出産前後の4月~7月に落ち込んだことを考えれば、「I must」だった2005年以前からそれ程大きく変わってはいない。生活のリズムを掴んだ秋以降は例年とほぼ変わらない質量のトレーニングが出来ている。もちろんまる一日費やすオリエンテーリングの練習は激減したが、フィジカルなトレーニングはより短い時間投資で効果を上げることができる。
12月のハーフでもまずまずの75分台が出た。「I can」の取り組みでもフィットレベルは保つことができるし、もしかしたらよりよい循環を得られるかもしれない。

もちろん、妻の理解があることが一番の理由だと思う。
そんな一年を締めくくってみると、ちょっと今後に色気を出したくなる。

2007年は12年ぶりの全日本優勝

今の時点ではちょっと高めの目標だけど、今の好循環を保てば視野に入るはずだ。
無理しすぎず低すぎず、チャレンジングな目標として目指したい。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

2007年は12年ぶりの全日本優勝

がんばってください。
期待してます!

KK さんのコメント...

どちらさまかわかりませんが、ありがとう。
やはり、なにかの目標をもって競技を続けることは、どんなレベルでも大切ですね。
よい1年にしたいと思っています。

信越100mile 2022

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