水曜日, 1月 17, 2007

ユースキャンプ2007


ユースキャンプ2007が富士で開催され、コーチとして1日参加した。

昨年から、NPO法人のM-nopが主催で始めた、「世界」をキーワードにした若い選手向けの合宿である。
コーチ陣は現役の強化選手を中心とし、現役選手と若い選手のコミュニケーションを大切にしている。

この時期はオリエンテーリングはオフなのだけど、この合宿は自分の感じる、「普及・強化」の視点と近いものを感じていたので、是非ということで1日だけだがコーチをさせてもらった。

中心になって準備をしたのは高橋善徳。M-nopの事務的フォローやテクニカル面の準備はロブ氏が担当したとはいえ、全体のマネージメントを良くやってくれたと思う。その他は番場、紺野の全日本現チャンピオンに、加藤、加納、朴峠といったWOC選手等等豪華なメンバー。そうそう久しぶりに宮内もきてくれた。

参加者は東北、関西の学生を中心に40名以上が集まった。車で夜通し半日かけてきた選手もいる。
最近年をとったせいか、インカレへの熱意というのをすっかり忘れてしまった感がある。ある意味青い思い出というか、いろいろな意味で未熟だった時代の出来事で、どちらかといえば気恥ずかしい思い出だ。
しかし、今回インカレで「少しでも速く走りたい」というオーラをぷんぷん匂わせながらトレーニングをこなす学生をみていたら、確かにまだまだ競技的には未熟かもしれないけれど、素朴な熱意のすがすがしさのようなものを思い出した。

もちろん今回の合宿の本来の主旨は、そうしたインカレを最終目的とするものではない。でも色々なことを吸収しようという姿勢の学生達は今回の合宿にインスピレーションを得てくれるに違いない。そして、インカレ後に次のステップに行ってみようか、と感じる学生が一人でも増えれば、この合宿の意義は十分にあったのではないかと感じる。

トレーニングは初日のみの参加で残念ながら夜の講義は聞くことが出来なかった。初日は、朝霧野外活動センター周りの1:4000のスプリントマップをつかった練習。わずか週百m四方のテレインだけど、ロブ氏のつくった地図とコースで十分楽しい練習をこなすことができた。練習の質はテレインの質ではなく、メニューのコンセプトとコースが重要であるのは言うまでもない。
朝霧は富士の隠れた名テレインだと思う。

ロブに、このあたりに他に地図はできないのか、とたずねたところ、「富士へ向かう上の道からダウンヒルのロングコースが組める地図が造れる」と目を輝かせて教えてくれた。いつかまたロブのExcellentな仕事に期待しよう。

さて、練習自身は、悲しいかな水曜日の櫻本くんとこなした400m×10本のインターバルの筋肉痛がしっかり残っていて、さっぱりの走り。途中からは心拍もあがらず、選手のお手本にはとてもならなかった。最近確実にスピードトレの疲れがとれにくくなった。やれやれ、もう少し体を労わった方がよさそうだ。

第2週 9時間15分 OL7km+Run71km+Bike24km

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