金曜日, 2月 19, 2016

UTMF2015 その3 後半 こどもの国(A4)からゴールまで


A4  14:29:03   90.4km  62位 

デポジットポイントのこどもの国

今年は「To Do List」を作った。

Tシャツを替え(ゼッケンはつけかえ)、眠眠打破を2本飲む。地図交換、食料も新しいドライフルーツのバックと羊羹を積む。アミノバイタルを補給し、温かい蕎麦を一杯もらう。

ここで、A3で声をかけてくれた佐藤さんの奥様にお会いし、力強く応援してくれた。その他沢山の(しかも多くの女性の!)スタッフが精いっぱい応援してくれる。まだ選手もそれほど多くないので、なんだか少しだけヒーローになった気分になれる。

だからいつもここのエイドはそのまま居続けたい誘惑に駆られてしまう。でもだめだめ!意を決してエイドを出る。11分。今年も10分以内を目標にしたが少し超えてしまった。

沢山の応援を背にして駐車場を出ると再び闇夜の道。

昨年のように気温が低くないので、走りだした直後の筋肉の硬直はない。思ったよりリフレッシュして身体は動くようだ。眠眠打破のカフェインで身体が興奮したのだろうか。

すぐに日本女性選手を一人(6位の福田選手だったと思う)抜く。

明らかに身体の動きが良くなっている。気持ちのよいペースで進むと、前を走るエルワンさんを捕らえた。今まで、抜くか抜かれるかで並走することはなかったのだが、この日はじめて会話する。
今何位くらいだろう?何時間が狙えるか?その日のそこまでのレース、サポートがいた方がよいか否か?など他愛もない会話をして進んだ。

ところが今思えばこの会話に夢中になりすぎた.

闇夜に延々と続くススキで覆われた砂利道を進んでいるうちにマーキングが見当たらなくなる。この区間一本道できたはず。もう少し進むが白いマークが見えない。明らかにこの木なら付けてもよいだろう、という木にもマークがない。

「おかしいですね。マークがない」

エルワンさんもおかしいことに気付き、二人で戻ることにした。

ススキをかき分けるように砂利道を戻る。この時間はすごく長く感じる。ようやく、おかしいことに気付いた場所の少し手前で、マークは左手の山の中に向かっているのを見つけた。
かなりの時間を失ったような感覚に陥った。それでも実際はロス時間6、7分だろうか。

勿体ないことをしたが、これで済んだので良しとしよう。

幸い精神的な落ち込みはそれほどなく冷静さは失わなかった。

正しいルートは沢沿いの亀裂を進む。少し進んだあたりでエルワンさんは、「体力を温存するから」とペースを緩めたので、そこからひとりで向かうことにした。

やがてロードに出て少し走ると前方に一人選手がいる。また福田選手だった。「道に迷っちゃいました」と照れ隠しをしながらもう一度抜かした。

その先しばらく車道を下るとやがて草原の中の気持ちよい下りとなる。昼間で景色が見えたらきれいだろうな、と想像しながら夜露に濡れた草をかき分けて延々下る。
エイドは草原の遥か向こうにぼんやり灯りとなって見えた。かなり遠かったけど、調子よく走れてる区間なので気にならなかった。

A5 15:49:38  97.8km  53位

水はほとんど消費してないので、少し足して、補給も少なめにエイドを出る。

ここからはエイドで折り返して再び同じ草原の中をだらだら登る。身体の状態は良いので、ゆっくりでも走りながら登った。しばらくしてエルワンさんとすれ違う。「いいぺースだね」(とでもいうように)笑顔で軽く挨拶してくれた。

だらだら登りを我慢すること20分くらいだろうか。やがてA5に向かう選手とコースが分かれ、森の中の道へ。
このあたりからコースは富士山南麓特有の礫に覆われたもろい地面の急斜面となる。一歩一歩をうまく進めないと、礫に足をとられずるずる落ちてしまう。しかも、登る方向は等高線と斜め45度の方向に真っすぐ登っていくので、道も歩きにくくストレスが大きい。

体力を消耗しないように、落ち着いて脚を進めるしかない。

少しづつ周りが明るくなる。

開けた伐採地に出た。夜明けの朝霧の中、鉄塔が幻想的に浮かんで見えた。この区間まったく前後に選手が見えず、自分が踏みしめる礫の音だけを聞きながら進む。毎年眠気を感じ始める時間帯だが、今年は幸いまだ目はしっかり開いてくれる。

やがて、なだらかで、やわらかい緑色の草に覆われた森の中の道になる。ちょうど早朝の靄の中で「なんて幻想的な森なんだろう?」と感動してしまった。この風景は日本の森じゃない。まるでヨーロッパの御伽話に出てくるような森。

「こんな森でオリエンテーリングできたら」と余計なことが頭に浮かんでしまう。

やがてコースは道をはずれ、ふかふかした森の地面の中に続いていく。

適度に起伏のある森の中は、オリエンティアの自分にとっては一番得意なフィールド。気持ちよくスピードを上げて走ると、この区間で立て続けに3、4名の選手を抜かすこととなった。

不整地に慣れない選手には少し辛いエリアかもしれない。後で運営者に聞くところによると、自衛隊の演習林を使う上での制約があり、そのようなルートに落ち着いたそうだ。

しかしそれにしても、この区間の森は長い。絶えず方向を変えて進むので、まるで森をワンダリングしているのではないか、と不安になる。いったい何時になったら太郎坊につくのか。
A5から登り基調の10kmなので2時間を想定していたが、2時間過ぎてもまったくエイドにつく気配がない。

森のマークルートをさまようようにたどっているうちに、やがて周りの風景が礫に覆われた疎林になってきた。この雰囲気は太郎坊に近いはずだ。

そう確信して、礫の斜面を歩いて登る。周りが開けてきた。まったく、3歩進むと1歩落ちるみたいな斜面。遥か先に数人のスタッフがこちらを見守っている。エイドが近い証拠だ。

舗装された駐車場にたどりつき、そこを横切ると、待ちに待ったA6が見えた。


A6 18:19:38  109.9km  48位

すっかり明るくなった太郎坊。風が若干強いが寒さはあまり感じない。このあたりになるとピットインしているランナーは自分以外に1,2名いるだけになる。
この区間想定以上にかかって予想タイムより遅れているが、調子は悪くない。このペースでがんばろう。

休憩している間に、登ってくる途中で抜いた選手がポツポツ到着する。一人は長者ガ岳の下りでボールのように弾んで抜かれたオーストラリアの女性選手だった。この時はニコニコしていたけど、あとで結果を見るとA8でリタイヤしている。何かこの後トラブルがあったのだろうか。

エイドの長居は不要。同じ順位を保ちたくて、3,4分の補給で早々とエイドを出発。

次の区間はひたすら下り。2013年はこの区間で脚が限界にきてしまい、極端にタイムをロスした。
その記憶があるので初めの礫の下りから少し用心しながら下るも、まだ脚は動くようだ。
途中ゆるい起伏のある登り下りも比較的テンポよく走ることができた。この区間はほとんど一人で走ることになった。あまり記憶がないから苦労をしなかったのだ。


A7 19:35:03  120.5km  42位

トイレ休憩をとる。トイレでしゃがんだら、脚の大腿筋が悲鳴をあげるのを感じた。直前の下りの影響だろうか。ここにきて、ずしりと筋肉痛が急にきたように感じる。

エイドからトイレの距離が少しあったのので、想定以上に時間をかけてしまった。7,8分のピットイン。

エイドを出て横断歩道を渡ると、また大洞山に向けて急斜面がはじまる。500mの標高差。気温も上がってきて汗がかなり出るようになった。

遥か前に女性ランナーがポツリと見えた。つづら折りをとぼとぼ進みながら時々こちらをみる。欧米系の選手のようだが、あまりペースは上がってないようで、少しづつ姿が大きくなる。

そういうこちらも登りのペースが上がらなくなってきた。スピード感が今までより鈍っているのを感じる。それでも前の選手に追いつくことを励ましにひたすら登る。30分ほど登り続けて、それが、女子優勝候補の一人だった、アメリカのエイミー選手だと気付いた。

胃腸の調子でも悪いのだろうか。少し止まって下を見るしぐさも見せている。100マイルレースの厳しさを改めて感じる。抜かす時はすっと道をあけてくれた。何か声をかけようかと思ったけど、良い言葉も思いつかず、ただ「Thank you」とだけいって、通り過ぎた。

ようやく辿り着いた大洞山の頂上。このあたりの森は、特有の見通しのよい原生林が広がり、少々神々しい風景となっている。いつもなら、この景色を楽しみながら緩やかな尾根をそのまま進むのだが、今回2回目のコース変更で、山中湖畔に向けて沢沿いを一気に下っていく。

この景色にサヨナラするのは残念だけど、登りの筋肉が相当限界に来ていたので、気分的には助かった。

しばらく下って湖畔の別荘地に出る。そこからが長い下り基調のロード。本来は快適にペースを上げるべきとこころ、走るストライドがもう伸びない。後ろから近づいてきた40代の風貌のアメリカ選手にあっという間に抜かれる。

やはり自分はロードが遅い。湖畔の道に出て平たんなロードに変わるが辛さは変わらない。大腿四頭筋がとうとう限界に近付いてきた。脚を回して走るのがやっと。途中、平地だというのに、とうとう1回だけ歩いてしまう。平地だけは絶対走り続けようと思っていたのに。

遥か前にもう一人苦闘している選手が見えた。少しづつだが近づいてくる。それはその後なんどか抜きつ抜かれつする、香山さんだった。


A8 21:40:38  135.5km  42位

エイドに到着して、まず補給をする。膝の上の筋肉が限界にきている。2年前と同じ状況。座りながらマッサージをし、屈伸をしているとエイドのボランティアトレーナーの方が声をかけてくれた。
手早くマッサージとテーピングを施してくれる。マッサージはうめき声をあげてしまうほど痛い。でもこの状態にきてのマッサージが効くのは一昨年経験済みである。
ここでは少し長めの休みをとったが、残りの区間には大きな効果があるはずだ。

トレーナーに大きな声でお礼をいって、エイドを出た。

次の登山口までは市街地の道。エイド前よりもよい状態で走れる気がする。途中歩いてるオーストラリアの選手を抜く(実はエイドで抜かれたのを抜き返しただけだった)。イヤフォンを聞きながら歩いている若い彼は「いいペースだね」とニヤッと親指をたてた。

登山道から急登がはじまる。脚は動くようになったけど、登りは相対的に遅い。先ほど抜いたオーストラリアの選手と、もうしばらくして香山さんに抜かれた。二人とも登りのスピードが全然違う。でも遅いのはしょうがない。少しでも進んで差をつけられないようにしなければ。。。

石割山の頂上にようやくつくと、「40番」と誰かが教えてくれた。あれ、思いのほか順位があがってる?でも数え間違いとかもあるから、あまり糠よろこびしないようにしよう。

A9に向かっての下りで、香山さんを再び抜く。香山さんは下りが辛い状態のようだ。


A9 22:59:45  141.7km  41位

軽い補給で1,2分で先を急ぐ。エイド手前で抜いた香山さんはまだ見当たらないので2,3分は差があるはずだ。次はアップダウンの続く尾根道で、その後杓子山の難関が待っている。さらにそこからA10までは長い下り。2013年はそこで完全に脚が止まり、大幅なタイムロスとなったので、とにかく脚が動いてくれることが大切。

登り基調の尾根道で、「いつ香山さんに抜かれるか、、」と時々後ろを振り向いて登る。抜かれたくないという負けん気が、前に進む原動力になる。結構粘って杓子山の急登に差しかかるところまできた。

そこで下から急ピッチで登ってくる香山さんが見えた。やっぱりペースが全然違う。抜かれる際に、「まだまだ登り元気ですね!」と声をかけると、「いや、下りが全然だめなんで。。」とのこと。お互い人によって辛いところが違うんだな。

そして杓子山の岩場のクライマックス。ロープを使う滑りやすい急斜面のポイントが映像などでも有名だが、実はその先の頂上まで続く急な岩場混じりの斜面が本当の難関である。登っても登っても頂上につかない。本当に苦しいけれど、なんとか脚を止めることなく一歩一歩進むことはできる。。。。

それでもとうとうついに杓子山につく。そこからの下りは、適度な斜面の得意なトレイルだ。ペースを少しづつ掴んでしばらく走ると香山さんの後ろ姿が見えた。下りのスピードはこちらの方が速い。
「がんばりましょう!」「ゆっくりいきます」
そんな会話をしたような。

やがて道は砂利道となる。ここからは延々と似たような風景の砂利道が続く。幸い脚はかろうじてもってくれた。大腿筋の痛みはひどいが走り続けることはできる。時計をちらちら見ながら、まだかまだかと下る。ようやくループ状の道をぐるっとまわって舗装道路に出ると、20分ほどでA10だ。


A10 25:46:08  156.7km  41位

2年前には、眠気に耐えられず体育館で仮眠をとったエイド。今年は眠気もなく、脚の状態もなんとかまだ大丈夫。また、昨年のような胃のトラブルも今のところない。蕎麦を頂いて補給も万端。ここまでは目標通りだ。時計はまだ26時間たってない。目標の27時間台は目指せるはず。

ピットインからアウトまで選手は一人だったので、エイドのスタッフの応援を一身に受ける。気持ちも高ぶってくる。さあいよいよ最後の山だ!

不覚にもここで涙が出てきた。
おいおいまだレースは終わってないのに!
ここで達成感を感じてどうする? 自分を叱咤する。でもきっと、ここまで来たらもう絶対このペースで走りきれる、と心の中で確信もあったのかもしれない。

伐採地で見通しのよい砂利道を斜面沿い斜めに登っていく。しばらく行ったところで、2,3名の私設応援団が、「ロッキーのテーマ」をサックスで演奏して応援してくれた。
「ありがとうございます!」気のきいた返答はできないけれど、精一杯応援に答える。最後の山を超える身としては、こうした応援に本当に勇気づけられる。

通り過ぎて、音楽が鳴りやんでからも、しばらく聞き耳を立て時計をちらちら見ながらながら歩いた。そう、後続との時間を測るために。
結局次のロッキーのテーマは聞こえなかった。山の中でどこまでサックスの音が届くかわからないが、少なくとも5分以上はあいているはずだ。

登りはじめて1時間程、とうとうこの日の登りは終わった。最後の登りは思ったより辛くなかった。
峠を迎え、尾根道に入る。ここからは山中湖畔に下るだけだ。自分の得意ななだらかな下り基調の尾根道が続く。しばらくして林道を過ぎるとそこから急な斜面をつづら折りで下る道に変わる。脚の大腿筋はかなりきついけど、もうこれが最後の下りと思い、ペースを落とさずにステップを切って下る。

とうとう民家脇の農道に入って舗装道路に出る。あとはもう湖畔を走ってゴールに向かうのみ!
と、しばらくいくと、道は大橋のゴールの方向とは逆に向かい、急な登りになる。え?

そうか最後の地図を良くみていなかった。もう一回最後にぐるっと回る試練があるのだ。100マイルは甘くない。砂利道の急な登りを膝を両手で押しながら登り切る。想定してなかっただけに、精神的には辛い。
振り向いて後続が来ないことを確認して、平らになった林道を走る。もうこれで本当に登りはないはず!

湖畔の眺望が良い尾根に出て、そこから急な階段を湖畔に降りる。がくがくの脚に急階段は応える。遅くとも一段一段丁寧に降りるしかあるまい。湖畔につくと、あと3kmほど走ればゴールだ!

ここでスピードアップしよう!そう思う気持ちと裏腹に脚はもう前に出ない。とうとう限界にきた。
痛みをこらえて脚を前に出すけど、きっとキロ6分も出てないスピードだろう。歩きたい誘惑に負けないよう歯を食いしばって進む。


「もう少しですね!」

不意に、笑顔で爽やかに走る選手に抜かれた。
全然予期しなかったので驚いた。悔しいけれど、その爽やかさに押された感じ、「いやあ、もう少しですね!」
最後のスパートか、みるみる背中が小さくなった。

彼は会田さんという34位の選手だった。残りの15分でもう2名抜いてゴールしていることになる。

ああ、なんとかペースを維持せねば!もう抜かれたくない。

湖畔から大橋への登り口に辿り着く。大橋の上からは、さっき抜かされた会田選手ともう一人の選手が二人並走しているのが見え、こちらに手を振ってくれた。こちらも手を振って応える。さらにその先にも一人選手が見えた。

あとから分かったのだが、そのうちの一人はパワースポーツの滝川さん、もう一人は40代で5位に入賞した前田さんという選手だった。後から考えれば自分はあと2分で入賞を逃したわけだ。
悔しくもあるが、でもそれは結果論。その時あの状態ではどうしても追いつかなかったろう。

大橋を渡りきって最後の湖畔、毎年のごとく多くの人が沿道で応援してくれる。もうゴールまで2,3分、この時になって、はじめて、「ああ、もう終わってしまう」という喪失感を感じ始める。あんなに果てしなく遠いゴールだったのに、ゴール目前になると、もう少し走っていたいと思ってしまう。人間の気持ちなんで勝手なもんだ。

湖畔の歩道から曲がると、本当にあっけないほど直近くにゴールテープが見えた。夕方5時前。まだ明るいうちにゴールに戻ることができた。


F 27:58:05  168.6km  42位(男子37位)

しばらくして、途中なんどかお会いした、香山さんのゴールを見届けた。話を聞けば登りの強さはやはり自転車からきているようだった。反対に下りが得意な自分はオリエンテーリング出身という特性だろう。選手のルーツによって色々な特性があるのがこの競技だ。

興奮の冷めぬうちに幾人かの人と話をしたあと、それ程時間をおかずに、宿に戻る。身体が消耗してるので、やはり休みたい気持ちが強い。
宿に戻って風呂につかり、着替えて布団につき、2日ぶりに目を閉じる。睡魔は直に襲ってきた。



その後夜はウトウトしながら、何度かスマホで妻のRunner's Updateをチェックする。昨年140km近くでタイムアウトになった妻も、今年は危なげなく関門を通過してきている。

翌朝、最後のA10エイドから電話がかかってきた。明るくなってから最後の山に向かうとのこと。まだあと6時間ある。身体の不調もないので、今年は大丈夫だろう。

朝食を済ませ、朝8時前、ゴール予想時間に合わせて会場に向かう。

途中メールがきた。今湖畔に出たとのこと。もうあと少し。


妻 F 43:38:32 (女子65位)

湖畔の道をとびはねながら走ってくる選手がいると、妻だった。昨年のリタイヤが相当悔しかったのか、今年の完走が本当に嬉しかったのか。

朝の8時半に無事ゴール。

この時間帯の方が、自分の時間帯より遥かに観客も多く、ゴールは盛り上がっている。多くの人が祝福してくれた。
夫婦で完走できたのは2年前に続いて2回目。やはり二人で完走は少しほっとする。昨年はなんとなく帰りの車の空気も重かったので。

とりあえずは満足だけど、終わってみれば、二人とも色々課題は出てくる。もっと良いレースが出来るかも、という思いもある。
後何回出られるか分からないけど、次は夫婦合計で60時間台を目標にしてみたいと思う。

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