全日本で勝った時、村越さんがブログで37歳で頂点に立った自分に対し、自身の10年前と重ね合わせて祝福してくれた。
37歳という歳は以前から、色々な意味で意識していた歳だった。
一番印象的なのは、村越さんがノルウェーでロング、ミドル共に予選通過した歳である。
しかしそれだけではない。
「自分はもうこのままだめなのか?」と2003年のスイスで自問したビヨルナー・バルスタッドが、2004年のスウェーデンWOCで見事金を取ったのが37歳。
97年ノルウェーのWOC。優勝したペターに追いつかれながらも、最後は意地で先にゴールレーンを駆け抜け、ロング2位をとったヨルゲン・モルテンソンも37歳。
そしてトレイルランの雄、鏑木さんが山岳耐久で韓国の選手とデットヒートし、初の7時間台を出したのも37歳。そして優勝した韓国の選手も37歳。
そして、最近テレビを見て、思わずにやっとしてしまった。
テニスの伊達公子選手の見事な復活である。
37歳で11年ぶりの現役復帰。
多くの人は、「どうして?」と普通は思う。
もちろん競技レベルは違うけれど、自分には伊達選手の気持ちが少しわかるような気がする。
37歳はとっても強いのだ。
金曜日, 5月 09, 2008
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