EOC(European Orienteering Championship)がラトビアのVentspilsで今日から開幕。26日のスプリントを皮切りに6月1日のリレーまで1週間続く。
EOCは今回第7回目。2000年以降隔年で開催されてるので、数が合わない?と不思議に思うが実は世界選手権の前身として遥か昔、1962年、1964年に開催されているのだ。リージョナル選手権を重視するIOFの方向性にあわせて2000年に復活したことになる。
ワールドカップの一部にもなっているため、もちろん強豪国はWOCに近い力の入れようで選手を派遣してくる。その中で日本からも、加藤、小泉、渡辺、番場の4名が出場。WOCの前哨戦となるEOCでの彼等の走りが注目される。
ラトビアは遥か18年前、旧ソ連時代に、ユニバーシアードが開催され走った経験がある。当時19歳。はじめての国を代表しての遠征だった。自由化前ではあったけど、田園風景は美しく、歴史のあるリガの街や暖かい人々の記憶が強く印象に残っている。そしてバルト三国がむしろ北欧に近い文化をもっていることを感じ、ソ連が一枚岩の国では決してないことを身をもってかじたのである。
実は今回のEOCでも強化委員会の仕事の一部として、エントリーの事務手続きを行なった。先方の事務局はとても親切でかつ手際がよく、いろいろなところで助けられた。きっとしっかり組織された良い大会になるだろう。
そのラトビアを遠征するメンバーが正直なところ、少々うらやましい。
5月のこの時期に、仕事と家族を置いて遠征するほどの覚悟は、さすがに僕にはもうできない。少し淋しい気もするけど、今はいろいろな境遇を乗り越えて遠征を敢行している同志の活躍を祈って日本でネット観戦することとしよう。
まずは今夜のスプリントだ。
月曜日, 5月 26, 2008
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